イギリスだより

イギリスで子育て中の私が毎日楽しく過ごそうと奮闘する記録

イギリス配偶者ビザ更新

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息子スパイダーマンからの顔面パンチ。


私たちは、2018年6月に配偶者ビザを申請してイギリスに入りました。

1回目のビザでは2年9か月の期間がもらえたので、2021年の3月まで。2回目のビザの申請準備をしなくてはいけない時期に入っています。

 

しかし、今回私たちは、ビザの更新をせず日本に帰国することになりました。パンチです。本当顔面パンチ。

 

私たちは、約7年日本で暮らし、今回イギリスでも生活をしてみようと、家族で戻ってきました。

1歳児を抱え、妊娠中の海外への引越し、義理実家の同居は不安しかなく、最初はとても大変でしたし、色々重なり、人生で一番辛く困難な時期だったと思っています。

しかし、次第に生活は改善、安定し、周りの良い点に気がつき、今ではここでの生活がとても気にいっていたため、夫のこの決断には驚きましたし、受け入れるのに時間がかかりました。

 

考えてみれば、確かに、イギリスでの生活と日本での生活、どちらが自分たちにあうのか考える、もしかしたら日本に帰ることになるかもしれないということは最初から言っていました。でも、時間がたてばこちらの生活に慣れますし、国をまたいでの引越しは本当に大変だし、まさかまさか、家族とのつながりに重点をおく夫が、また家族と離れる選択をするとは…。

 

それからはもう話し合い話し合い。

確かにビザ代高すぎるけど…。確かに仕事環境も良くはないけど…。でもいくら私は残りたいと思っても、ビザがないとこの国にはいられないし、ビザを申請するには夫にスポンサーになってもらわないといけないし、その夫が日本に帰りたいって言ってたら、私選択肢ないじゃないですか。それに、日本に帰って、仕事…あ…る…の………?

 

義理母にはどれだけ泣かれるだろうかと心配しましたが、夫は日本に帰国も考えていることも以前から少し話してはいたようで、予想していたとあっさり受け入れられたそうです。

受け入れるのに一番時間がかかったのは、きっと私です。

 

このウイルスがどう影響してくるかはわかりませんが、今後は定期的にイギリスに里帰りしながら、仕事は日本でしながら暮らしていくというのが、しばらくの生活になりそうです。

生活する場所に関係なく、ネットがつながればできる仕事がしたい。

日本でも、自然に囲まれた田舎暮らししたいなあ…。

 

まずはこのコロナ渦、無事に帰国し自主隔離を終えるまで大変だなあ。

この時期に帰りたくなくてもビザが切れてやむを得ず帰国しなくてはならない人たちも多いんだろうあ。

この騒ぎが落ち着くまで特別配慮の延長ビザとかあればいいのに。