イギリスGPで電話診療をうけた話
先週急に両耳の縁側全体がかゆくなって、数日たっても良くなる様子がないので受診することにしました。
イギリスは、最初から耳鼻科、皮膚科などの専門医には見てもらえないので、最初は総合医に見てもらいます。
今までは、朝、直接病院に電話をして予約をとっていたのが、このウイルスで医療がひっ迫してからは電話予約、当日受診を受け付けてくれなくなりました。
いろんなところでアプリが導入され始めましたが、病院の予約もそう。
アプリをダウンロードして、初期設定し、症状を伝えて、医師からの連絡を待つ、という流れです。
今回私は、金曜日の夜にアプリを通して連絡をし、医師から電話が来たのは火曜日の朝でした。アプリでは、症状と、いつから起きたのか、最近変わったことを詳しく書き、数枚写真も添付しました。
かゆみが収まらず、耳が赤くはれ、ぷつぷつも出てきて良くない感じ。虫刺されは考えにくいし、最近夜耳栓を使い始めたので、耳の中でなにか良くないことが起こったのか、とりあえず耳の中を見てもらおうと思っていたのですが、電話をしてきてくれた医者は、うーん、うーん、I DON'T KNOW ばかり。
耳の中を見てもらいたいと伝えても、結局処方箋を出すから薬局で受け取ってね、と言われて終わりました。
えー、、、、見てもらえないの!?医療がひっ迫しているからなの!?!?!
それとも耳の写真があまり良い感じではないから見たくないの!?
電話越しで英語のやりとりはわかりにくいし、アプリでも直接見てもらうことを希望したのにーーーー。
仕方がないので、ひとまず翌日薬局で薬をもらってきました。イギリスは受診は無料ですが、処方箋料と薬代は発生します。一定の年齢を超えた高齢者や、生活保護受給者などは、それも無料です。
受診は無料だけど、こんな電話でやりとりだけって不安だよ…。日本みたいに3割払うからちゃんと見てほしいよ…。でも日本でも電話受診が増えているのかな。
受診も薬も無料だから、自分で病気にならないように気を使い、健康を維持することを考えないひとたちがたくさんいるってうちの旦那はよく怒ってます。肥満の人、本当に多いですしね。私たちが住むエリアだけなのかな、他のイギリスのエリアがどうなのかはわかりません。
約£20払ってもらってきた耳の中にいれるスプレーと、皮膚にぬるクリームを使って数日たちますが、一向によくならず、今、耳のうしろ、首のうしろ、顔のほほからあごのラインまでかゆみの場所と発疹が広がっているんです。
薬をつけてから、症状が緩和するまで数日かかるかもしれないと思い、2-3日使いましたが、今日からつけるのやめました。今日またアプリで医者に連絡してみます。
次は絶対直接見てもらおう!!
このアプリを通して予約、基本電話での診察の流れって、きっとこのウイルスがおさまってもニューノーマルとして定着するんだろうな。ちゃんと見てもらいたいのに見てもらえないって困るなあ…。NHS、機能しているのか、謎。